レシピ

明治スプレッタブル風、塗るバターの作り方。冷蔵庫から出してすぐに塗れます。【材料3つ】

こんにちは、みよ吉(@miyokichi557)です。

乳製品メーカー・明治の「スプレッタブル」という商品をご存じですか? バターやなたね油などのシンプルな素材のみで作られた、滑らかな「塗れるバター」という感じのものです。 これがめちゃくちゃに美味しくて使い勝手がいいんです。

ただ、ちょっとお高いのでなかなか買えません。 そこで、家にある材料で似たようなスプレッドを作ってみました。

材料は

  • 有塩バター
  • お好きな油
  • KIRIクリームチーズ

のみ。 混ぜるだけで出来てめちゃくちゃ簡単なので是非お試しください。

家庭で簡単に「塗るバター」が作れます! ガチガチのバターが溶けずにもどかしい思いをしている方にはおすすめです。

目次

スプレッタブルバターの作り方

【材料】

  • 有塩バター 150g
  • 植物性油脂(なたね油や米油) 150g
  • KIRIクリームチーズ 3個(54g)

使用する油は、クセのない植物性油脂が向いています。米油、なたね油、キャノーラ油、サラダ油、グレープシードオイルなど。筆者は米油で作っています。

【作り方】

  • バターを大きめの耐熱容器に入れ、レンジ200Wで2分温める(柔らかくなるまで)
  • 常温で柔らかくしたクリームチーズと油を加える
  • ハンドブレンダーやミキサーで混ぜる(ブレンダーがなければ泡立て器で混ぜてもOK)

以上で完成です!無添加で塗りやすく、味も良いスプレッドが簡単に出来ました。

有塩バターやクリームチーズの塩気で充分美味しくいただけます。塩気が足りない方はお好みの量の塩を加えてください。

ガラスや陶器の容器に入れて冷蔵保存して下さい。冷えると、塗りやすい固さに固まります。

上記の分量で、バターケース1つ分です。筆者は陶器製で木の蓋がついたバターケースを愛用しています。プラスチックのものよりも清潔で長く使うことができます。ビジュアルも良いのでオススメです。

少量で作るには

少量で作りたい場合は、KIRIクリームチーズの量にあわせてバターと油の量を調整すればOK。

KIRIクリームチーズ1個:バター50g:油50g

KIRIクリームチーズ2個:バター100g:油100g

クリームチーズ1個あたり、バターと油を50gずつと覚えておくと、それぞれの家庭に合わせた量で作れます。

もっと滑らかにしたい時は

このレシピは、とにかく材料を少なく、覚えやすい分量に調整してあります。市販のスプレッタブルはもう少しふわっと滑らかなので、そちらに近づけたい場合には油の量を増やして見てください。

  • KIRIクリームチーズ1個
  • バター50g
  • 植物性油脂80〜100g

このくらい油を増やすと、滑らかさが増します。また、空気を含ませるように攪拌するとふんわり感が出ます。

スプレッタブルバターとは?

スプレッタブルバターとは、バターに植物性油脂を混ぜて塗りやすくしたものです。

海外では「スプレッタブルバター」という新市場が生まれています。海外では、バターに植物油脂を混練し、ぬりやすくした商品である「スプレッダブルバター」という新たなカテゴリーが市場に定着しています。

出典:明治スプレッタブル 公式サイト
  • バターは固くて塗りにくい
  • マーガリンはトランス脂肪酸が気になる

という方に需要が高まっています。

みよ吉
みよ吉
そもそも、バターとマーガリンは全然違う味なので代替として比べるものではないと思っています。

明治の「スプレッタブル」は、バター、なたね油、クリームチーズ、塩、隠し味の発酵乳のみで作られており、安全で美味しい商品です。

みよ吉
みよ吉
筆者は初めて買った時に感動しました。「ファットスプレッド」や「バター風味のマーガリン」じゃなくて、ちゃんと「塗るバター」だ!って。

自家製スプレッタブルバターのメリット

使い勝手も味も安全性も良い「明治スプレッタブル」ですが、130gで380円(税別 希望小売価格)と少々お高いのがネック。最寄りのスーパーでは300円以上でした。

材料はシンプルなので、なんとか家庭で似たようなものが作れないかと思っていました。

自家製でスプレッタブルバターを作ると以下のようなメリットがあります

安価に作れる

バターは価格が高いですが、同量の植物性油脂と混ぜることで安く作れます。

今回使用した材料費は、有塩バター334円、米油65円、クリームチーズ106円の合計505円でした。

350gの無添加スプレッタブルバターが約500円で手に入るのは、手作りならでは。

安全

どのような材料を使ったかが見えているので、安心、安全です。使用するバターや植物性油脂にこだわれば、より質の高いスプレッタブルバターを作ることもできます。

好みの味にできる

使用するバターや油脂の種類、加える塩の量で好みの味のスプレッタブルバターが作れます。

無塩バターで作ると、お菓子にも使えるスプレッドバターになります。(有塩バターでも、ほんのり塩気が効いて美味しいお菓子が出来ます)

とにかく使いやすい

冷蔵庫から出したてのバターがなかなか溶けない…という経験は誰もがとおる道ですよね。

自家製のスプレッタブルバターは、冷えても固まりにくい植物性油脂を混ぜることにより、使いやすい固さになっています。冷蔵庫から出して少し経つと、さらに塗りやすいテクスチャーになります。

上が自家製、下が市販の明治スプレッタブル。どっちもうまい。

そのままのバターに比べ、パンに塗るのに使いやすい滑らかさです。トーストだけではなく、サンドイッチなどの常温のパンにもするする塗れますよ。

炒め物などに使ってもコクが出て美味しいです。

スプレッタブルバターのアレンジ

ベースのスプレッタブルバターを作っておくと、好みのフレーバーバターを作るのも簡単です。バターがすでに柔らかい状態なので、フレーバーが混ぜやすいからです。

本格的なレシピとは違いますが、家にある材料を混ぜるだけなので気楽に作ってみてください。

ガーリックバター

スプレッタブルバターにおろしにんにくを加えます。ガーリックトーストやパスタに。

パセリバター

スプレッタブルバターに刻んだパセリを加えます。爽やかな風味は魚介類によく合います。バターライスにも。

たらこバター

スプレッタブルバターにほぐしたたらこを混ぜます。

レンジで加熱したじゃがいもにかけると美味しい。

ハニーバター

スプレッタブルバターに同量の蜂蜜を混ぜます。ふんわり柔らかく、じゅわっと溶ける食べ心地でいつものホットケーキが美味しくなります。

レモンバター

スプレッタブルバターにレモン果汁を少量混ぜます。肉料理に。より風味を味わいたい方は、レモンの皮をすりおろしたものを加えてください。

まとめ

家にある材料で「塗るバター」を作る方法を紹介しました。簡単なので是非試してみてください。

みよ吉
みよ吉
KIRIのクリームチーズ1個に対して、バターと植物性油脂が50gずつです!

今回のレシピは、明治スプレッタブルと比較すると、やや固めでクリームチーズの風味が強いです。お好みに合わせてクリームチーズを減らしたり、油を増やしたりしてみてください。

みよ吉
みよ吉
読んでいただきありがとうございます!またお会いできたら嬉しいです。

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miyokichi
神奈川⇒長野 昭和生まれのおかん 万年仕事イヤイヤ期。